アラーの神にもいわれはない―ある西アフリカ少年兵の物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
リベリア・シエラレオネ内戦の惨劇、チャイルド・ソルジャーの生きる痛ましい現実を闘うグリオが破格の文体をもって告発する2000年度ルノドー賞、高校生のゴンクール賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
冷戦後アフリカの最悪の紛争、リベリア・シエラレオネ両国の内戦の惨劇、チャイルドソルジャーの生きる痛ましい現実を、闘うグリオが破格の文体をもって告発する。2000年ルノドー賞、高校生のゴンクール受賞作。
モーパッサン短篇選 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
鋭い観察力に支えられた,的確で抑制のきいた描写,結末の何とも言えない余韻.師フローベールの教えを受け,モーパッサン(1850-1893)は19世紀フランス文学を代表する短編小説の名手となった.その300篇以上にも及ぶ短篇作品の中から,「ジュール伯父さん」「首飾り」など,厳選に厳選を重ねた15篇を収録した.新訳.
内容(「BOOK」データベースより)
鋭い観察力に支えられた、的確で抑制のきいた描写、余韻をたたえた味わい深い結末。モーパッサン(一八五〇‐一八九三)は、十九世紀フランス文学を代表する短篇小説の名手で、実に三百篇以上にも及ぶ短篇を書いた。その数ある作品の中から厳選に厳選を重ねた十五篇を収録。新訳。
失われた時を求めて〈8〉第四篇 ソドムとゴモラ〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
アルベルチーヌの同性愛への疑惑と嫉妬。
語り手はアルベルチーヌへの愛情と嫉妬に悩みつつ、早くも倦怠を意識する。が、彼女の口からヴァントゥイユ嬢の女友達と知り合いだと聞かされ、嫉妬のあまり、母親に彼女との結婚の意志を告げる。
内容(「BOOK」データベースより)
ヴェルデュラン夫人が、連日のように晩餐会を開いている(第四篇2第2章・続)。語り手は運転手つきの自動車をやとって、アルベルチーヌとバルベック効外を散策する。一方、シャルリュスは、ヴァイオリニストのモレルに会うために、ヴェルデュラン夫妻のサロンの常連になっている(第四篇2第3章)。アルベルチーヌの同性愛への疑惑と嫉妬。彼女を隔離しなければならない。語り手は母親に、アルベルチーヌとの結婚を告げる(第四篇2第四章)。
ちいさな王子 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
気鋭のフランス文学者・野崎歓による意欲的な新訳。すでに10種を超える翻訳が試みられた作品だが、新訳ではタイトルをあえて原題に忠実に「ちいさな王子」とする。おとぎ話調、童話調を捨て、作品本来の、飾り気のない乾いた文体を採用した。作家・サン=テグジュペリの温もりある言葉が心に届き、王子との「別れ」を鮮烈に描き出すことに成功。大人に贈るたいせつな物語。本当の王子にやっと出会える。
内容(「BOOK」データベースより)
砂漠に不時着した飛行士の「ぼく」。その前に突然現れた不思議な少年。ヒツジの絵を描いてとせがまれたぼくは、ちいさな星からやってきた王子と友人になる。王子の言葉は、ずっと忘れていた、たくさんのことを思い出させてくれた。「目ではなにも見えないんだ。心でさがさなくちゃ」。
水晶栓―ルパン傑作集〈6〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
無実の罪で死刑を宣告された子分の命を救うため、アルセーヌ・ルパンが立ち上がった!事件のカギを握るのは、代議士ドーブレックの別荘から盗み出した、金色に輝く“水晶栓”。そこへ、かの「パナマ運河事件」を思わせる疑獄事件と、美女クラリスをめぐる恋の恨みが複雑に絡み合い、代議士の策謀が天才怪盗を翻弄する。スリルの果ての逆転劇があざやかな、ルパン、生涯最大の難事件。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルブラン,モーリス
1864‐1941。フランスの推理作家。ルーアン生れ。小説家としての長い不遇の時代の後、40歳の時、友人の「とびきり面白い冒険小説を」という依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が大評判となり、以後「ルパン」シリーズは56編、国民の熱狂的支持により、作者の死まで書きつがれた。ルパンの作者としてレジヨン・ドヌール勲章を受章
堀口 大学
1892‐1981。東京・本郷生れ。詩人、仏文学者。慶応義塾大学を中退し、10数年間外国で暮す。『月光とピエロ』に始まる創作詩作や、訳詩集『月下の一群』等の名翻訳により、昭和の詩壇、文壇に多大な影響を与えた。’79年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ガルガンチュア―ガルガンチュアとパンタグリュエル〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
フランス・ルネサンス文学を代表する作家フランソワ・ラブレーの傑作大長編、待望の新訳版。この巻では、巨人王ガルガンチュアの誕生・成長と冒険の数々、さらに戦争とその顛末が、笑いと風刺を織り込んだ密度の高い文体によって描き出されてゆく。現代的センスあふれる清新な訳文から、不朽の物語の爆発的な面白さと輝かしい感動が楽しく伝わってくる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ラブレー,フランソワ
1483?‐1553。フランスの作家・医師。モンテーニュとともに16世紀フランスを代表する文学者。トゥーレーヌ地方シノンに、弁護士の末子として生まれる。フランチェスコ会修道院に修道士として起居し、哲学・神学を学ぶかたわらギリシャ語を独習。1528年ごろパリに上る。30年秋、モンプリエ大学医学部に登録。32年にリヨン市立病院に勤務、医師・古典学者として第一歩を踏み出す
宮下 志朗
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(言語情報科学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
太陽の王ラムセス〈4〉アブ・シンベルの王妃 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
カデシュの戦いで奇跡的勝利を収めたラムセスは、偉大なるファラオとして名声を確立した。だが蛮勇ヒッタイトはエジプト侵略を諦めたわけではなかった。砂漠の掠奪者ベドウィンと手を組んだのだ。果してエジプトに平穏の時は訪れるのか―。一方、失踪していたモーゼが突然ラムセスの前に現れる。神の啓示を受け、ヘブライ人をエジプトから解放し、“約束の地”を目指すという。また、ラムセスを闇の力から守り続けてきた王妃ネフェルタリ。その最後の命を燃やす愛妃のために、ラムセスは光の力を生み出す大神殿を築く決意をする。ファラオの愛と哀しみが絶頂を迎える、感動の第四巻。
素粒子 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウエルベック,ミシェル
1958年、フランス海外県レユニオン島生まれ。国立高等農業学校卒業。小説第一作『闘争領域の拡大』で、一躍注目を浴びる。現在フランスでもっともスキャンダラスな話題につつまれた作家である
野崎 歓
1959年、新潟県生まれ。東京大学大学院助教授(言語情報科学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
三銃士 (上巻) (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
十七世紀、ルイ十三世の治世。青年剣士ダルタニャンとアトス、ポルトス、アラミスの三銃士がパリを舞台に縦横無尽の大活躍! デュマの奔放な想像力が生み出した、波乱万丈の冒険物語。
心臓抜き (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
過去を持たず、空虚な存在として生まれた精神科医ジャックモール。その精神分析は、他者の欲望・願望を吸収して自己を満たすために施される…本書は、軽みとペシミズムが同居するいつもながらのヴィアン風味を保ちながらも、後者により比重のかかった著者最後の長篇小説である。ジャックモールのうつろで行き場のない姿を、発表後50年経った現在を生きる若者に重ね合わせてみるのも、決して無謀な試みとは言えないだろう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴィアン,ボリス
パリ郊外生まれ。39歳の若さで死ぬまで、作家、詩人、画家、劇作家、俳優、歌手、ジャズ・トランペッターなど20以上もの分野で旺盛な活躍をみせたマルチ・アーティスト
滝田 文彦
1930年生、東京大学文学部。仏文科卒、フランス文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)